解説 · 旅先の肌 · 全3回中2回目

スキンケアの機内持ち込み:液体ルール、日焼け止め、4アイテムのセット

液体ルールを変えた空港もあれば、変えていない空港もあって、スキンケアの荷造りがややこしくなりました。何が液体にあたるのか、2026年11月時点のルール、そして液体用の袋をほとんど使わないセットをまとめました。

明るい石の上の透明なジッパーポーチに、ブランドのない小さなトラベル容器が4つきちんと並んでいます。
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30秒でわかる

  • クリーム、乳液、ジェル、美容液、マスカラ、日焼け止めは、どれも液体扱いです
  • ふつうの上限は容器ごとに100mL(3.4oz)で、中身の残りではなく容器のサイズで判断されます
  • 英国やEUの一部の空港では2リットルまで認められるようになりましたが、まだのところもあるので、旅程のすべての空港を確認しましょう
  • 固形のスティックやバーは液体のリストに入っていないので、いちばんかんたんな置き換えになります
  • いつものアイテムを持っていき、日焼け止めは元の容器のままで

はい、空港の保安検査では、保湿クリームは液体です。美容液、ジェル、乳液、フェイスオイル、リキッドファンデーション、マスカラ、リップグロス、日焼け止めも同じです。米国と、新しいスキャナーに切り替えていない英国やEUの空港では、それぞれ100mL(3.4oz)以下の容器に入れ、全部まとめて約1リットルの透明な袋(米国では1クォート)に入れる必要があります。でも、固形のものにいくつか置き換えれば、いつものルーティンは丸ごと収まりますよ。

保湿クリームは、空港の保安検査で液体扱いになりますか?

はい。ポンプで押し出すもの、しぼり出すもの、すくい取るものは、ほぼすべて液体です。米国運輸保安局(TSA)のルールは、液体、エアゾール、ジェル、クリーム、ペーストを対象にしていて、英国政府のリストには、クリーム、乳液、オイル、マスカラ、リップグロスがはっきり書かれています。みんながはまりがちな落とし穴は、半分空になったボトルです。上限は中身の量ではなく容器のサイズで決まり、英国政府のGOV.UKも、容器に一部しか入っていなくても適用されるとしています。なので、あと2回しぼれるくらいしか残っていない150mLのチューブも、150mLとして扱われます。小分けにするか、預け荷物に入れましょう。

2026年の国際線の液体100mLルール:米国、英国、EU

以下は、2026年11月5日に最終確認した時点の状況です。ルールは変わり続けているので、荷造りの前に、出発する空港、すべての乗り継ぎ、そして帰りの便を確認してください。

空港ごとの液体ルール(2026年11月)

容器ごとに100mL(3.4oz)と考えておく

  • 米国の空港:TSAの3-1-1ルールで、ひとりにつきクォートサイズの袋をひとつ
  • EUの空港(利用する空港が別の案内をしていない限り):2026年6月に確認したEUの公式旅行情報ページには、今も100mLと1リットルの袋と書かれています
  • 英国:ルートンとマンチェスター(2026年1月の消費者団体Which?の情報)
  • まだ確認していない空港すべて(帰りに出発する空港も含めて)

もっと大きな容器が認められることも

  • 新しいスキャナーのある英国の空港:Which?は、ヒースロー、ガトウィック、エディンバラ、バーミンガム、ブリストル、ベルファスト国際、ベルファスト・シティを挙げていて、容器ごとに2リットルまで、透明な袋も不要です
  • 新しいスキャナーのある一部のEUの空港:Which?によると、ヨーロッパの多くの空港に導入されていますが、リゾート地の空港がすべてそうとは限らないので、利用する空港の保安検査のページを確認しましょう
  • 医薬品:英国では医療上必要なものは2リットルまで認められ、TSAとEUでは通常の上限の対象外です

ややこしいのは往復のときです。新しいスキャナーのある空港なら、行きは200mLのクリームが通るかもしれませんが、到着先の空港ではまだ100mLルールのままかもしれません。Which?も、帰りの便についてまさにその点を指摘しています。迷ったら、厳しいほうの空港に合わせて荷造りしましょう。

免税店でスキンケアを買いましたか?

保安検査のあとで買ったクリームや美容液は、レシートを入れたまま封をしたお店の袋に入れておけば、一緒に機内へ持ち込めます。GOV.UKは、最終目的地に着くまでその袋を開けないようにとしています。米国で乗り継ぎますか?TSAが3.4ozを超える免税店の液体を認めるのは、不正開封防止袋に入っていて、48時間以内のレシートがある場合だけです。そのうえで再検査し、それでも預け荷物に入れるようすすめています。その検査場で通過できないものは、置いていくことになります。

日焼け止めは機内に持ち込めますか?

はい。乳液、クリーム、ジェルタイプの日焼け止めは、100mL(3.4oz)以下の容器なら液体用の袋に入れて持ち込み、それより大きいボトルは預け荷物に入れます。スプレーも対象です。TSAのルールにはエアゾールが、英国のリストにはスプレーが含まれています。スティックタイプの日焼け止めは固形で、どのリストにも入っていないので、たいていは袋の外に出して持ち込めます。

ひとつだけやめておきたいのは、日焼け止めを小さな容器に小分けすることです。米国の皮膚がん財団Skin Cancer Foundationは、日焼け止めを本来の容器から出すのはおすすめできないとしています。トラベルサイズを買うか、スティックを持っていくか、到着してからフルサイズを買いましょう。それから、レンタカーの中に置きっぱなしにして熱くしないように。財団のアドバイスは、車の中ではなくバッグに入れて、涼しく乾いた場所に置いておくことです。

4アイテムでつくる機内持ち込みスキンケアセット

米国皮膚科学会(AAD)の旅行のアドバイスは、トラベルサイズの容器を使って、旅先のルーティンを家のルーティンと同じにすることです。必要なのは4つで、そのうち最大3つは液体用の袋の外に出しておけます。

セットの中身

  1. 固形の洗顔石けんか、小さなボトルに入れたいつもの洗顔料

    固形石けんなら袋に入れなくて大丈夫。お気に入りのクリーム洗顔料があるなら、清潔なトラベルボトルに少し小分けしましょう。

  2. 小分けにした保湿クリーム

    清潔なチューブ型のボトルか、ジャー型の容器を使います。チューブ型なら指が中に入らないので、旅行中ずっとクリームを清潔に保てます。

  3. トラベルサイズかスティックの日焼け止め

    元の容器のままで。小分けは絶対にしないでください。

  4. スティックタイプのリップバーム

    スティックなら袋の外でOK。ジャー入りのワセリンはジェルやペーストとして扱われる可能性が高いので、袋に入れましょう。

処方されたクリームを使っていますか?スーツケースがなくなっても困らないよう、ラベルのついた箱に入れたまま手荷物に入れておきましょう。米国、英国、EUでは、保安検査で医薬品には別の枠があります。

スキンケアを傷ませずに小分けする方法

トラベルボトルは、お湯と洗剤で洗って、完全に乾かしてから詰めましょう。詰めるのは出発の直前に。それぞれにラベルを貼って、前の旅行のボトルに継ぎ足すのはやめましょう。いったん空にして洗ってから、新しく詰め直します。ホテルのミニサイズのアメニティも使わないほうが安心です。AADによると、香料が入っていることが多く、刺激になることがあるからです。

Nubiaを使っているなら、ルーティンはもうマイシェルフにあるアイテムの種類からできているので、そのまま荷造りリストとしても使えます。

安全のためのメモ: 旅行中にアイテムがしみる、ヒリヒリする、発疹が出るといったときは、使うのをやめてください。発疹が続く場合は、医療機関か皮膚科を受診して、どこに行っていたかを伝えてください。

保安検査のよくある質問

4ozのクリームのジャー、半分しか入っていなければ持ち込めますか?

100mLルールの検査場では持ち込めません。4ozは約118mLで、判断されるのは容器のサイズなので、小分けにするか、預け荷物にしましょう。

マスカラやリップグロスは液体ですか?

はい。英国はどちらも名指ししていて、TSAのルールもジェルやクリームを対象にしているので、袋に入れます。口紅や固形のバームスティックは、どちらのリストにも入っていません。

旅先の肌

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出典

  1. Liquids, Aerosols, and Gels RuleTransportation Security Administration、閲覧日:2026年11月5日
  2. Hand luggage restrictions at UK airports: LiquidsGOV.UK、閲覧日:2026年11月5日
  3. Luggage restrictionsYour Europe (European Union)、閲覧日:2026年11月5日
  4. The UK’s airport liquid rules for 2026Which?、閲覧日:2026年11月5日
  5. Expert Answers to Your Sunscreen QuestionsThe Skin Cancer Foundation、閲覧日:2026年11月5日
  6. 7 travel skin care tips from dermatologistsAmerican Academy of Dermatology、閲覧日:2026年11月5日

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